間 사이
( Gap )
2002
在日を取り巻く状況とは奇怪な要望を持つ。それを暖かくも冷静な眼力と、独自の批判精神で噛み砕き、丹念に純化させている画家が朴一南である。
「間-GAP」 狭間で生きてきた在日には痛いほど共感できるテ-マである。
彼の作品を抽象と呼ぶ人がいるが、抽象と言うより純化と呼ぶ方が適している。
純化させていく事はあまりにも煩雑な世界に生を受けた2世に与えられた宿命でもあり使命でもあるようだ。
彼の創作は二十数年前に具体的なものを描くことから始まった。様々なものを描いてきたが十年ほど前より純化し始めた。それぞれに形をもつものは大づかみな塊のなかに封じ込められ、より強い存在感で見る者に迫ってくる 鄭 究 五
アートスペース虹 (2002) 京都
※2002年に発表された作品の一部をご紹介いたします。
時 시 , 壁 벽
( Time , Wall )
1998~2001
無限の空間に引きずり込もうと全てを飲み込む時
意識によって突然現れ突然消える時
その時までも熔け覆ってしまうかのような壁
流れ過ぎ去る時と不動の壁
非在と存在、虚と実 (作者の言葉)
光州ビエンナーレ (1999) 韓国・光州
※1998年~2001年に発表された作品の一部をご紹介いたします。
PARK. IL-NAM
作品集
2024年3月1日刊行
( カラー:A4判64P / 定価1,000円 )
販売についての情報は後日、お知らせがあります。
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